内定者フォローは本当に必要なのか?
内定者フォローを行うことが当たり前になった今だからこそ、改めてその必要性、有効性を考えてみたいと思います。
より具体的な事例は内定者フォロー企画事例集。実用的で使える企画例をご紹介!にて紹介していますので、ご覧ください。
今回のコラムでは、目的別に、内定者フォローが必要な理由、どういったフォロー施策が効果的なのかを10年以上に渡りシェアNo.1の内定者サイト「エアリーフレッシャーズ」を提供してきたEDGEの目線で書きたいと思います。
内定者フォローで得たい効果は内定辞退防止
内定者フォローの目的は何ですか?という質問を採用担当者に投げかけると、大半の場合は「内定辞退の防止」と答えます。売り手市場が加速するなか、内定辞退は採用担当者を悩ます大きな課題です。
最新のEDGEによる調査(最新の内定辞退の時期調査 変化する内定者フォローのスタイルと時期 ~エアリーフレッシャーズ利用企業調査~)では、引き続き内定辞退に頭を抱える企業が多いことがわかっています。そうした状況下では、内定者フォローの目的も必然的に内定辞退防止になります。
では、内定辞退防止のための内定者フォローとはどのような施策があるのでしょうか?
内定辞退を防止する内定者フォローを考える第一歩は、内定辞退した学生の心理を考えることです。
入社意欲の低い企業の内定者サイトであれば、とりあえず登録を完了するために必須項目は埋めますが、任意項目までは埋めません。また内定者同士の交流機能を有しているため、辞退を考えている学生であれば、必要以上に自己開示をして、他の内定者とつながることに心理的抵抗もあります。
では、そういった内定者にはどのような内定者フォローが効果的なのでしょうか?
まず、少なくとも入社に向けての迷いや不安があり、他社と迷っている事態を想定しなければなりません。売り手市場では複数内定を保持する学生が大半のため、その中から入社先を選べないという話を聞きます。そこで辞退防止を目的とした内定者フォローには以下のフローで対応します。
限られたマンパワーで採用業務を行う以上は、本来フォローが必要な学生を見つけることから始めます。 そして迷っている学生に対しては選社軸を明確化させ、自社への入社に対して不安や懸念があれば、それを払拭するような情報提供を行います。最近は“オワハラ”という言葉が定着し、企業が安易に学生の本音に踏み込んで、意思決定を促すことができなくなっています。そんな環境下で複数内定を持つ学生の割合が増え、辞退リスクが高まっているという構図です。当然、内定者フォローの難易度も間違いなく上がっています。
では、あきらめて内定者フォローをしないという選択肢を取れるでしょうか。
最近EDGEには、内定辞退防止より内定辞退者を早期発見したいという相談が増えています。つまり学生が内定辞退を意思決定しても、採用担当者に申し出るのが遅くなり、企業として追加採用などの手立てが打てなくなるという課題があるのです。いわゆるサイレント辞退の問題です。 企業としては「辞退するなら早めに申し出てほしい」というのが本音だと思いますが、なかなか意思決定してくれない、意思決定してもそれを申し出てくれないというのが大きな悩みとなっているのです。内定者フォローをしなければ、内定辞退者の発見もできません。内定者との接点を持ってはじめて、辞退を意思決定した学生から辞退の申し出を受けて追加採用などの施策を開始することができるのです。
内定者フォローの定番ツール「エアリーフレッシャーズクラウド」とは
エアリーフレッシャーズは、これまで10年以上にわたり、企業の内定者フォローを支援してきました。多くの企業からのご意見を元に使い勝手を追求し、内定者のビッグデータから解析機能を実装しています。
累計5,500社を超える企業が利用するエアリーフレッシャーズクラウドの詳細は、資料ダウンロードより資料請求していただけます。
また、内定者フォローの目的や設計については、以下の記事で詳細に解説しています。
内定者フォロー3つのポイント〜時期ごとの対応法〜
こちらの記事も、ぜひご覧ください。